材料の調達 |
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肉類 |
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新鮮であること。
赤身の部分は鮮やかな色で、白身(脂肪)がくすんでいないこと。
お店の方に、燻製に使用すると申し出て確認するとよいでしょう。 |
A |
魚類 |
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新鮮であること。
全体に張りがあり、目が澄んでいる、エラが黒ずんでいない(ピンク色)
お刺身で食べられる鮮度が必要です。
サーモンは冷凍のもの(チリ、ノルウェーからの輸入品でお刺身サーモン
として市販されている、トラウトサーモン、アトランティックサーモン)が手軽
です。 |
B |
お魚以外の魚介類 |
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同様に新鮮さが求められます。
帆立貝、北寄貝、ムール貝はボイルしたものでも可能です。 |
C |
その他 |
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ゆで卵、チーズ、蒲鉾などもOKです。沢庵も素材です。 |
下ごしらえ |
いかなる材料も鮮度を損なわないように、素早く行うことがコツです。 |
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肉類 |
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余分な脂肪を取り除く。
ベーコン、生ハム、ジャーキー等の目的にあった大きさにカットする。
塩漬けの際、味が浸透しやすいようにフォーク等で刺すこともあります。 |
A |
魚類 |
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丸ごとの燻製にする場合、エラ・腹わたを除去し、洗浄する。
サーモンは「スモークサーモン」のページをご覧ください。 |
B |
お魚以外の魚介類 |
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それぞれのレシピをご覧ください。 |
塩漬け |
材料に塩等を直接すり込む乾塩法、塩等を溶かした溶液に浸すソミュール法があります。
主に塩、砂糖、スパイスを使います。 |
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乾塩法 |
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塩等を混合し、材料にくまなく、むらなくすり込む。
漬け込み時間は材料により異なりますが、サーモンでは8〜12時間、
生ハム、ロースハムは2週間〜1ヶ月程度を要します。 |
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【目安・・・素材:1s】 |
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塩 |
100〜200g |
自然塩を使用してます |
砂糖 |
30〜50g |
三温糖を使用してます |
スパイス |
少々(お好み) |
ペパー、タイム、オレガノ、ナツメグ、バジル等 |
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A |
ソミュール法 |
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材料ををソミュール液に漬け込む方法です |
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ソミュール液の作り方(例) |
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水 |
1000ml |
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塩 |
100〜200g |
自然塩を使用してます。 |
砂糖 |
30〜50g |
三温糖を使用してます。 |
スパイス |
少々(お好み) |
ペパー、タイム、オレガノ、ナツメグ、バジル等 |
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塩抜き |
塩漬けが完了したならば、流水で1〜2時間塩抜きをする。 表面の塩を洗い流すとともに、全体の塩分を均等しするためです。 |
風乾 |
燻煙する前に材料を乾燥させる。表面に触れてベトつかない程度まで乾燥 させる。 肉類は風乾に先立ち、凧糸で縛り吊るせるようにする。魚類は乾燥後に凧 糸を付ける。 魚干しの網を使用するとよい。温度管理に注意する。 |
燻煙 |
燻煙の開始です。 必要な道具
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燻煙箱(自作可。市販品あり(アウトドア取扱店、ホーマック等にあり))
当所員の例:自作、ごみ焼却炉を改造、スチールロッカー改造 |
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煙発生のための熱源(スモークウッド使用時は不要)
電気コンロが使用し易い |
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チップ 「チップ」のページをご覧ください。 |
熟成 |
燻煙は製造する物により異なります。
通常は「1〜2時間燻煙、風乾」を3回程度繰り返しますので、最低でも3日を要しています。 |
完成 |
おまちどうさま。完成です。 |